性格によってうつの症状が異なる|モヤモヤの謎を徹底解明

再発が少ない療法

頭を押さえるレディー

面接で行なう療法

うつ病の治療法として、認知行動療法というものがあります。欧米やオーストラリアなどで積極的に患者に行なわれている治療法なのですが、日本ではまだまだ広まっているものではありません。その理由としてでは認知行動療法という治療法を行なうことができる医師が少ないことが挙げられます。この認知行動療法ですが、認知モデルを基盤にした治療法でして不安や辛さから現れてくる思考やイメージに焦点を当て、医師やカウンセラーなどが面接を行なう治療の方法です。対面で面接を行なっていくことが主な方法で、30分ほどの面接を10回から20回ほど行ないます。かなり数の幅はありますが、回数は患者の状態を見計らって決められます。面接の内容はたとえば「私はだめな人間なんだ」と患者が思っているのであれば、医師やカウンセラーはなぜそのように考えるのかを患者に問い、その患者の考えを修正していきます。そのほか「受験に合格しなければならない」「仕事でミスは許されない」などのような自分を追い込んでしまっている患者に対しては、それは自分のできる範囲で行なっていることなのか、なぜ出来なければいけないのかを問いながら、その患者の思考を修正していくのです。修正の仕方は人それぞれさまざまで、医師やカウンセラーが読み取って患者に合う言葉を与えながらサポートしていきます。その認知行動療法を行なって治療を進めて、うつ病を治した患者のほとんどが再発しないで過ごすことが出来るそうです。再発率も5パーセント以下といわれているものなので、多くの機関で行なわれているのでしょう。

日本でも広がりつつある

日本でも少しずつ、うつ病を完治できるように認知行動療法が勧められてきていますが、先ほども述べたようにまだ認知行動療法を行なうことができる医師やカウンセラーは日本では少ないのです。しかし海外ではほとんどがうつ病患者に対して、その治療法を行なっています。日本でも認知行動療法を学ぼうとする医師やカウンセラーも増えてきているといいます。うつ病は、仕事や勉学などから少しのミスをしてしまっても完全な失敗だと思い込んで自分を追い込んでしまう状態や、1度失敗をしたことによってトラウマを抱えてしまい、何度も同じ失敗をするのではないかと考え込むようになってしまうことがあります。さらに自分自身要らない人間だと思い込み、人に嫌われることを恐れてひきこもったり、ほかの人の失敗にもかかわらず、自分のせいでほかの人が失敗をしてしまったのではと自分に責任を感じたりするなど、とにかく自分を追い込んでマイナス思考を繰り返してしまうケースがほとんどなのです。そのためネガティブ思考になっている場合、うつ病が発症している可能性も考えられるようになってきています。普段は明るい人間だったのに、ネガティブな状態が現れ毎日のように続いているのであれば可能性はあります。日本では現代ではうつ病を治療するにあたって薬物療法が主となっていますが、認知行動療法も必要となるといわれていることもあり、これからそのような治療法が広がってくるようになる傾向もあります。